業界最高峰のキャリアアップができる介護職

キャリアアップとは、より高い資格や能力を身につけることや経歴を高めることのほか、高い地位や高給職への転職のことをいいます。
介護業界では、介護職員初任者研修と介護職員実務者研修から、介護福祉士や介護支援専門員を経て、介護業界最高峰の認定介護福祉士へとキャリアアップができるのです。
介護職員初任者研修は、2013年4月からスタートした養成研修で、旧ホームヘルパー2級に相当し、既にホームヘルパー1級もしくは2級、介護職員基礎研修を修了者や看護師は、修了要件を満たしているとみなされます。
実務者研修は、国家資格の介護福祉士へ至る過程となる研修で、旧ホームヘルパー1級に相当するものです。
介護業務におけるスキルアップを目指すとともに、痰吸引や経管栄養などの医療行為が研修に含まれており、実務からキャリアアップするには欠かせない研修といえるでしょう。
介護福祉士は、社会福祉士法及び介護福祉士法により定められた国家資格で、介護職にとってまずは目標とする資格でしょう。
介護支援専門員は、ケアマネージャーと呼ばれる公的資格で、介護支援専門員実務研修受講試験に合格後に介護支援専門員実務研修を修了させる必要があります。 認定介護福祉士は、2012年に制度化されたもので、認定研修や認定審査に合格することで取得できる資格です。
介護福祉士試験は、福祉系高校や養成施設を卒業することでも受験できますが、多くの場合には、介護職員初任者研修を受講して、ステップアップしながらキャリアアップを目指しているようです。
介護業界では、まずは介護福祉士資格を取得することでキャリアアップが実現し、将来性のある仕事が続けられるようになっています。